すべて女性のSALAスタッフによる日々のブログ

ばん馬。旅立ちのとき。[2012.1.31]

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いつかはこの日が来ることを、覚悟はしていたけれど…。
実際に迎えてしまうと、泣けて来ちゃうくらい淋しいものです。

愛馬トウリュウ号(牡10歳)の引退セレモニーが先日行われました。
今日はここが日本一寒いんじゃないか?
というくらいの冷たく刺さる強風で、みんなカチカチのロボット状態で始まった引退セレモニー。

前日には、自慢の真っ白な馬体をお披露目する為に、西邑調教師の奥さまがキレイに洗って下さったのですけどね。
『ボクの最後の勇姿を、さぁ! 見てくれたまえ!!』
堂々とした足取りで姿を現したトウリュウ。
何ということでしょう! 見事なくらいに脚が黄ばんでいます…。
自分がしたウンチの上で寝てしまったらしく、奥様の努力は台無し。一同ガッカリ(涙)
しかし、厩務員さんが今までで1番豪華な髪型と尻尾に仕上げてくれたお陰で、彼は正真正銘の美しい白馬の王子になっていました。
気持ち良さそうに小走りするトウリュウ。
彼は引退することをまだ理解していないのかもしれない。

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大きな花束を持ち、「トウリュウ! トウリュ~ウ!!( ; _ ; )/~」と泣いていたおばさま。
寒い中、最後までセレモニーを見守ってくれた方たち。
ファンに支えていただけたことに改めて感謝です。


引退式を迎えてしまうこの日が少し怖かった。
でもその考え方は100%間違っている。
引退式を無事に「迎えられた」ことに感謝しなきゃいけない。繁殖馬として活躍できる道があることに感謝しなきゃいけない。
ここまで辿り着くことなく、10歳を迎えることなく、命を消して行くばん馬たちがたくさんいるのだから。
この日を無事迎えたトウリュウに、「お疲れ様」と「ありがとう」を言いたいです。


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